一般社団法人
日本非破壊検査協会
The Japanese Society for Non-Destructive Inspection
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名前 | ノンディ(NONDIE) |
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名前の由来 | 「非破壊(ひはかい)検査(けんさ)/評価(ひょうか)」の英語での略称“NDI&E”(Non-destructive inspection &Evaluationの略)から命名 |
お誕生日 | 1952年10月25日(※日本非破壊検査協会創立日)? |
生まれたところ | ヒハカイ星 |
身長 | 約50cm |
体重 | ヒミツ |
好きなもの | みんなの笑顔、パパとママ、マシュマロ |
得意なこと | 非破壊(ひはかい)検査(けんさ)、ノンディウインク |
性格 | ちょっぴり泣き虫でシャイだけど、実はとっても正義感の強いがんばり屋さん。まだまだ小さな子どもですが、得意技の“非破壊検査(ひはかいけんさ)”で地球上の様々なものを検査し、私たちの安心で安全なくらしを守ってくれています。 |
ノンディちゃんは「ヒハカイ星」に住んでいる子どもです。
そこには、ノンディちゃんのパパとママやたくさんの住人が住んでいて、宇宙にあるたくさんの星たちを、一人が一つの星を担当して見守っています。
ヒハカイ星に住む人たちのお仕事は、宇宙にあるたくさんの星の平和と安全を守ること。
ノンディちゃんもりっぱな「星守り」になるため、毎日「ヒハカイ学校」でお勉強をしていました。
ある日のこと。
ノンディちゃんの学校で、緊急の集会がありました。いつもニコニコやさしい校長先生が、この日はなんだか緊張したようすです。
「君たち、『地球』という星は知っているかな?」
校長先生は静かに話しはじめました。
校長先生のお話によると、「地球」に住んでいる人間たちは、とても頭がよく、高い技術を持っているそうです。
長い歴史の中で、大きな建物やたくさんの人を運べる乗り物、複雑な機械などが生まれ、とても便利で発展した星になりました。
しかし、それと共に、故障や事故など、たくさんの危険もいっぱいの星になってしまいました。
そして、少しでも壊れたもの、古くなったものは次から次へと捨てられていき、ヒハカイ星の住人たちならみんなが持っている、
星のために、みんなの将来のために、
「ものを大事に長く使う気持ち」が欠けてしまっているようなのです。
(これじゃあ地球がダメになっちゃうよ……)
お話を聞きながら、ノンディちゃんは悲しくなりました。
校長先生のお話は続きます。
「そこで、我々は考えた。この学校の生徒の1人を地球に派遣する。地球が安心で安全な星になるために、力を貸してほしいのです」
集められた生徒たちはざわめきはじめました。それも当然です。家族やお友だちと離れて、1人で遠くの星に行くなんて、とっても怖いことのように思えます。
でも、ノンディちゃんは知っていました。いつもパパとママが教えてくれた、地球のすばらしさを。
どこまでも広がる青い空、美しい海の蒼色、みずみずしい植物、色とりどりの花、なかよく暮らす動物たち、
誰かを愛する心……。
「校長先生、地球にいってきます!」
ノンディちゃんは思い切って手をあげました。
それを見てまわりの生徒たちはびっくり。
だってノンディちゃんは仲間の中でも泣き虫で、おとなしい子だったのですから。
でも、ノンディちゃんの決心はほんものでした。
(地球にいかなくちゃ!これ以上たくさんの危険なことが起こるのをふせぐために、
ものを長く大切に使う気持ちを思い出してもらうために……)
「ありがとう。君の勇気とやさしさが、今の地球には必要です」
校長先生は、ノンディちゃんの小さな手をしっかりと握りしめました。
旅立ちの日。
パパとママがマントを着せてくれました。
どんなこわいこと、つらいことにも負けない強い気持ちのような、
赤い炎のマントです。ノンディちゃんの一家で、代々受け継がれてきたマント。
これを着ると、なんだか不思議と勇気がわいてきます。
「きっと、みんな、みんなが幸せになるよ!」
ノンディちゃんはそう信じて、ヒハカイ星のみんなに別れを告げ、地球へと向かいました。